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ヘイズ(煙霧)

医療情報  2019.09.12

焼畑農業や森林火災の煙、排気ガスなどの微粒子が原因となって起こる大気汚染は、当地域ではヘイズ(Haze)と呼ばれています。シンガポールにおいてはヘイズは主にインドネシアのスマトラ島やカリマンタン島などの森林火災が原因となり、この地域の乾季である4月から10月にかけて悪化する傾向があります。

<ヘイズによる健康への影響>
ヘイズが濃くなると、目、鼻、喉などの粘膜が刺激され、個人差はありますが、目や皮膚のかゆみ、鼻水、咽頭痛や、時にめまい、吐き気などの症状が現れることがあります。また、もともと心臓や呼吸器の病気がある人は症状が現れやすく、病気が重症化する可能性があります。

<ヘイズの指標「PSI」>
ヘイズの時期は、外の景色にもやがかかっていたり、焦げ臭いにおいが感じられることがあります。ヘイズの程度は政府機関が常に大気の状態を科学的方法で調べ大気汚染指数(PSI)として発表していますので、大気汚染の状況を客観的な数値で知ることができます。
PSIは二酸化硫黄(SO2)、二酸化窒素(NO2)、一酸化炭素(CO)、オゾン(O3)、粒子状物質(PM10)、及び微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が反映されています。PM2.5は髪の毛の太さの30分の1ほどの非常に小さな粒子のことで、吸い込むと肺の奥まで届いてしまうためぜん息や気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられています。
PSIは過去一定時間の平均値で表され、24-hr PSAと言えば過去24時間の平均値を意味します。PSIはシンガポール国家環境庁(NEA)のヘイズのウェブサイト(https://www.haze.gov.sg/)で発表され、当地の新聞やテレビの天気予報でも知ることができます。

<ヘイズの悪化しているときの対応(ご参考)>
・外出や屋外での運動を減らす、避ける。
・微粒子を洗い流す(うがい・手洗い・洗顔の励行。入浴・シャワー。)
・マスクを着用する。
・室内の環境を整備する(空気清浄機の使用、クーラーのフィルターの交換・清掃、床の拭き掃除など)
・PSI値をチェックして屋外活動の参考とする。
・症状があれば医療機関を受診する。

(参考:National Environment Agency ウェブサイト)


写真:ヘイズが特に濃かった日の様子


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